2021年7月9日 / 最終更新日時 : 2021年7月14日 keitokushoin 身辺雑記 家を売る(一) 前回まで、長々と投稿を続けてきた「仲春の加賀・越前・若狭紀行」も、ようやくのこと終わった。もともと、研究所の『月報』に投稿するつもりで書き始めたものなので、10回分の原稿の骨格は案外早くに出来上がっていた。そのために、 […]
2021年7月4日 / 最終更新日時 : 2021年7月9日 keitokushoin 旅日記 仲春の加賀・越前・若狭紀行(十)-琵琶湖疎水から- 「仲春の加賀・越前・若狭紀行」と題したこの連載のブログも、今回が最終回となる。毎回400字5~6枚、長くなっても7~8枚で書こうとすると、どうしても回数が増える。こんなものを真面目に読む人がいるのかどうか知らないが、読 […]
2021年7月1日 / 最終更新日時 : 2021年7月9日 keitokushoin 旅日記 仲春の加賀・越前・若狭紀行(九)-ある句碑のことなど- 旅に出ると、思いもかけぬ発見があったりもする。それもまた旅の面白さだと言えなくもない。橋立の「北前船の里資料館」から刊行されている『引き札の世界-北前船がもたらした華麗なる広告チラシ-』に、富山高岡の伏木で廻船問屋を営 […]
2021年6月28日 / 最終更新日時 : 2021年6月29日 keitokushoin 旅日記 仲春の加賀・越前・若狭紀行(八)-北前船主の館右近家を訪ねて(続)- ここは、右近家12代目の当主が本宅等の管理を旧河野村に委ねたのを機に、建物の公開と同家の廻船経営に関わる資料の展示を目的として、1990年に開館している。その後、2015年には右近家の近くにある中村家住宅が、国の重要文 […]
2021年6月25日 / 最終更新日時 : 2021年6月29日 keitokushoin 旅日記 仲春の加賀・越前・若狭紀行(七)-北前船主の館右近家を訪ねて- 「北前船の里資料館」を後にして、次に向かったのは南越前町の河野にある「河野北前船主通り」である。かつて、廻船業を生業とした船乗りたちが住んでいた河野には、北前船の船主を代表する右近家や中村家といった船主の屋敷を始め、船 […]
2021年6月21日 / 最終更新日時 : 2021年6月22日 keitokushoin 旅日記 仲春の加賀・越前・若狭紀行(六)-北前船と加賀- 前回の江差の話は付録のようなものなので、もう一度北前船の話に戻し、今度はさらに具体的に、北前船の一年がどんな様子であったのかを、我々が訪ねた橋立に瀬越や塩谷も加えた加賀の船乗りたちを例に取り上げながら、紹介してみよう。 […]
2021年6月17日 / 最終更新日時 : 2021年6月18日 keitokushoin 旅日記 仲春の加賀・越前・若狭紀行(五)-北前船と江差- 前回は、北前船の出発地でもあり終着地でもあった大阪との関係に触れたので、北前船の最終目的地であった蝦夷地の様子についても、ここでついでに触れておきたくなった。たまたま、今年95歳になるという松村隆の『江差花街風土記ー北 […]
2021年6月13日 / 最終更新日時 : 2021年6月15日 keitokushoin 旅日記 仲春の加賀・越前・若狭紀行(四)-北前船と大阪- 北前船の航跡を辿る旅も今回が最後ということなので、少しばかり概括的な話も書き留めておきたくなった。北前船の出発地は大阪でありまた終着地も大阪なので、北前船と大阪の関係についても、当然ながら知りたくなる。今回の調査旅行の […]
2021年6月9日 / 最終更新日時 : 2021年6月10日 keitokushoin 旅日記 仲春の加賀・越前・若狭紀行(三)-「北前船の里資料館」にて(続)- 現在は資料館となっているこの建物は、もともとは橋立の北前船主の一人であった酒谷長兵衛(さかや・ちょうべえ)が1876(明治9)年に建てた家屋である。この酒谷家は、6隻の船を所有して富を築いた。敷地面積は約1,000坪、 […]
2021年6月5日 / 最終更新日時 : 2021年6月7日 keitokushoin 旅日記 仲春の加賀・越前・若狭紀行(二)-「北前船の里資料館」にて- 金沢には中継地として宿泊しただけだったので、翌日からが本格的な調査旅行の始まりとなった。まず最初に訪れたのは、加賀市の橋立(はしたて)にある「北前船の里資料館」である。この資料館のある加賀市は、石川県と福井県の県境近く […]