2020年11月5日 / 最終更新日時 : 2021年1月21日 keitokushoin 読書日記 「ものを書く」ということ(三) さまざまな人の似顔絵を描くことでよく知られた山藤章二さんという方がおられる。かなりデフォルメされた顔なのだが、その特徴をあまりによく捉えているので、一度見たら忘れられない作品ばかりである。彼の作品を見ていると、表現する […]
2020年10月30日 / 最終更新日時 : 2021年1月21日 keitokushoin 読書日記 「ものを書く」ということ(二) 前回の投稿では、「貧すれば鈍する」などという諺にかこつけて、かなり真面目な文章を綴ってみた。他人の書いたものを使用させてもらっているので、いささか恥ずかしくも感じたのであるが、無いに等しい文才なのでやむを得ない。それは […]
2020年10月24日 / 最終更新日時 : 2021年1月21日 keitokushoin 読書日記 「ものを書く」ということ(一) 近頃は本もあまり買わなくなったし、雑誌も新聞も斜め読み程度でたいして熱心には読んでいない。半沢直樹だけはついつい引き込まれて観たものの、テレビからもラジオからもネットのニュースからもすっかり遠ざかっている。何とも世間離 […]
2019年11月15日 / 最終更新日時 : 2021年1月21日 keitokushoin 読書日記 読書四題(四)-ある論文のこと- 「読書四題」のタイトルで書き始めたのに、いつまでも(三)で止まっている。(三)を投稿したのは10月8日なので、既に1ヶ月を越える時間が経った。本来であれば、先月の中頃には(四)を投稿するつもりでいたが、それが延期せざる […]
2019年10月8日 / 最終更新日時 : 2021年1月21日 keitokushoin 読書日記 読書四題(三)-ある「出会い」のこと- 第三話では、本を巡ってのある「出会い」について書いてみよう。2ヶ月ほど前に、知り合いの大塚茂樹さんから新著の贈呈を受けた。その本は、中野慶というペンネームで書かれており、『軍馬と楕円球』(かもがわ出版、2019年)とい […]
2019年10月3日 / 最終更新日時 : 2023年8月1日 keitokushoin 読書日記 読書四題(二)-「メタメッセージ」のこと- 続く第二話では、友人の話を取り上げてみたい。私の昔からの友人にKがいる。現在彼は体調を崩して介護施設に入所している。そのKは、入所するまではフリーのライターの仕事をしており、これまでにかなりの数の著作を纏めている。日本 […]
2019年9月30日 / 最終更新日時 : 2021年1月21日 keitokushoin 読書日記 読書四題(一)-本と「匂い」のこと- 初回は、最近の読書にまつわるごくごく私事(わたくしごと)の話を書いてみたい。こんなふうに書くと、読んだ本に関するエッセーまがいの文章を思い浮かべる方も多いのではないかと思うが、書いてみたいのはそうしたものではない。また […]