2019年5月18日 / 最終更新日時 : 2019年8月24日 keitokushoin 社会探訪 東日本大震災私記(六) 第5章 再び被災地へ-気仙沼、大船渡、田老- 人間は年を取ってくると、未来ではなく回想に生きるようになり、昔出かけたことのある場所を再び訪れたくなる存在なのかもしれない。古風に表現すると、曾遊(そうゆう)の地を巡ると […]
2019年5月14日 / 最終更新日時 : 2019年8月24日 keitokushoin 社会探訪 東日本大震災私記(五) 第4章 被災地へ-岩手、宮城、福島- 岩手県の南西部に位置する北上市には、専修大学の付属高校である専修大学北上高等学校があり、2011年8月にそこで修学支援相談会が開かれた。大学による被災者支援の試みの一つであった。 […]
2019年5月10日 / 最終更新日時 : 2019年8月24日 keitokushoin 社会探訪 東日本大震災私記(四) 第3章 埋もれた記録から-もうひとつの福島とは- 毎年暮れには、福島に住む弟から林檎や凍豆腐(しみどうふ)、あんぽ柿などの田舎の懐かしい食べ物が送られてくる。2011年は放射能の影響のせいかあんぽ柿はなく、そのかわり […]
2019年5月4日 / 最終更新日時 : 2019年8月24日 keitokushoin 社会探訪 東日本大震災私記(三) 第2章 大震災が教えるもの-記憶される過去、蘇る未来- 大震災の年が明けて、2012年の新年を迎えた。新年などというものも、人間の知恵によって人為的に区切られた時間観念にすぎないから、新しい年を迎えたからといって、そ […]
2019年4月29日 / 最終更新日時 : 2019年8月24日 keitokushoin 社会探訪 東日本大震災私記(二) 第1章 福島の人間として 東日本大震災に見舞われた2011年7月にNPOかながわ総研の総会があり、当時理事長だった私は、開会の挨拶のなかで当然ながら震災にも触れた。しかしながら、場所が場所なだけに、いささか型どおりの […]
2019年4月24日 / 最終更新日時 : 2019年8月24日 keitokushoin 社会探訪 東日本大震災私記(一) はじめに 春先に投稿を予定していたのは、東日本大震災をテーマにした文章であった。これまでに書いたものを、この機会に整理してまとめておきたいと思っていたからである。書いたものは三つほどある。一つは「東日本大震災私記」 […]
2019年3月27日 / 最終更新日時 : 2021年1月21日 keitokushoin 社会探訪 「就労の困難」と「困難な就労」(完) おわりに 「もうひとつ」の働き方としての「ほどよい」働き方をめぐる問題は、「ネットワークが張りめぐらされた労働市場」における、非正規雇用の位置付けとも関連している。非正規雇用が非労働から雇用労働へのブリッジとしての役割 […]
2019年3月21日 / 最終更新日時 : 2021年1月21日 keitokushoin 社会探訪 「就労の困難」と「困難な就労」(四) 第3章 就労支援から「困難な就労」の克服へ 第1節 就労支援は何故必要なのか-「社会的承認」と就労- ところで、厚生労働省のニート調査の結果によれば、俗にニートと呼ばれた若者たちも、アルバイトが多く離転職を繰り返して […]
2019年3月16日 / 最終更新日時 : 2021年1月21日 keitokushoin 社会探訪 「就労の困難」と「困難な就労」(三) 第2章 「就労の困難」と就労支援 第1節 就労支援とキャリア教育 今日、学校から労働の世界への移行プロセスにさまざまな亀裂が生じていることは、多くの論者が指摘するところである。学業不振やいじめなどの不幸な学校体験から […]
2019年3月10日 / 最終更新日時 : 2021年1月21日 keitokushoin 社会探訪 「就労の困難」と「困難な就労」(二) 第1章 「就労の困難」とは何か 第1節 「就労の困難」と若者-横浜市の調査結果から- よく指摘されているように、「就労の困難」を抱えた若者は、社会に出ることの不安や人間関係の不安から仕事探しに向かっていくことができ […]