2020年3月19日 / 最終更新日時 : 2021年1月21日 keitokushoin 旅日記 晩夏の佐渡紀行(五)-金山の町相川を巡って- 途中で2回中断したが、再度「晩夏の佐渡紀行」に戻りたい。さまざまに描かれた佐渡については、江口渙が注目した鉱山で働く女性たちの話で終えることにして、ここからは現実の旅の話に戻ることにしよう。私が旅情を感じたのは、江口が […]
2020年2月28日 / 最終更新日時 : 2021年1月21日 keitokushoin 旅日記 晩夏の佐渡紀行(四)-描かれた佐渡を読む③- 「描かれた佐渡を読む」の最後となる3回目に取り上げるのは、長塚節と江口渙の二人である。時期は違うが二人とも佐渡に出掛けて同じタイトルのエッセーを書いている。そのエッセーを読んでみると、妙な共通点が目に付く。二人とも佐渡 […]
2020年2月22日 / 最終更新日時 : 2021年1月21日 keitokushoin 旅日記 晩夏の佐渡紀行(三)-描かれた佐渡を読む②- 「描かれた佐渡を読む」の2回目に取り上げるのは、ともに佐渡の出身者であり、またともに佐渡を離れた青野季吉と若林真である。二人は生まれ故郷の佐渡に対してどんな思いを抱いていたのであろうか。その辺りが気になるところである。 […]
2020年2月15日 / 最終更新日時 : 2021年1月21日 keitokushoin 旅日記 晩夏の佐渡紀行(二)-描かれた佐渡を読む①- 「描かれた佐渡を読む」などと大層なタイトルを付けたが、ここで私が試みたいのは、佐渡に出掛けた文学者たちが、そこで何を体験し、何を感じ、何を思ったのかを紹介することである。前回の投稿の冒頭のところで、島への旅には特別の旅 […]
2020年2月9日 / 最終更新日時 : 2021年1月21日 keitokushoin 旅日記 晩夏の佐渡紀行(一)-初めての佐渡へ- 今日は2月の9日。立春も過ぎて暦の上では春ということだが、「早春賦」で歌われているようにまだ「春は名のみ」である。つい先日は今年一番の冷え込みになったということだし、今日も風は殊の外冷たい。しかしながら春の予兆は既にあ […]
2019年12月11日 / 最終更新日時 : 2021年1月21日 keitokushoin 旅日記 福島から(三)-母成(ぼなり)峠にて- 高羽哲夫記念館を後にしたわれわれは、この日の宿泊先である中ノ沢温泉に向かった。途中猪苗代湖の側にある道の駅で昼食をとった。ライスは磐梯山を型取った(カレーは爆発の際の溶岩を模したつもりなのか)特製のカレーを食べてみた。 […]
2019年12月5日 / 最終更新日時 : 2021年1月21日 keitokushoin 旅日記 福島から(二)-高羽哲夫記念館にて- 温泉巡りに出掛ける当日となった。この日は、高湯に音楽スタジオを持つSが、私が泊まっていた弟の家の近くまで迎えに来てくれた。一緒に出掛けるはずだったHは、当日午前中に対応しなければならない急な用事が出来たために少し遅れる […]
2019年11月29日 / 最終更新日時 : 2021年1月21日 keitokushoin 旅日記 福島から(一)-関根正二の絵- 甲府から這々の体で帰宅した翌日、性懲りも無く今度は福島に出掛けた。というのは、こちらも既に予定が組まれていたからである。その予定というのは、福島高校以来の友人であるHやSとの2泊3日の温泉旅行である。3.11以来友人た […]
2019年11月7日 / 最終更新日時 : 2021年1月21日 keitokushoin 旅日記 甲府にて(三)-「放蕩老人」の帰還- 翌12日は土曜日である。朝から雨だったが、まだそれほど酷い雨ではなかった。このぐらいの雨なら、今のうちに帰宅しようかとの思いが一瞬頭をよぎったが、急な変更はいかにも軽率な行動のようにも思えて、自重した。甲府は盆地なので […]
2019年11月2日 / 最終更新日時 : 2021年1月21日 keitokushoin 旅日記 甲府にて(二)-山梨県立美術館から- 10月11日の午前中に武田神社に出掛けたことは、前回触れた。行きは良い天気で汗ばむような陽気であったが、帰る頃には霧雨が落ち始めた。徐々に本州に近付いてきている台風の影響が、恐らく甲府にも及んできたのであろう。武田神社 […]