2024年11月20日 / 最終更新日時 : 2024年11月21日 keitokushoin 旅日記 盛夏の北海道アイヌ紀行(七)-神田日勝の描いた馬のこと- 初日に、ウポポイから新ひだか町に向かう途中で、門別競馬場に立ち寄った。翌日は、二風谷コタンから帯広に向かったのだが、そこでは帯広競馬場と馬の資料館を眺めてきた。馬をここまで間近に見たのは初めてだったので、その予想外の大 […]
2024年11月14日 / 最終更新日時 : 2024年11月20日 keitokushoin 旅日記 盛夏の北海道アイヌ紀行(六)-シャクシャイン像を仰ぎ見て- 前回触れた2つの施設以外にも、日高町立門別図書館郷土資料館や帯広百年記念館にも出掛けたし、9日にはビート資料館で話も聞いたし、釧路市立博物館も訪ねた。最終日の10日には、旧太平洋炭礦の炭鉱展示館にも出向いた。昔美唄で炭 […]
2024年11月7日 / 最終更新日時 : 2024年11月20日 keitokushoin 旅日記 盛夏の北海道アイヌ紀行(五)-二つの博物館を巡って- 今回の人文科学研究所の総合研究は「北海道道央・道東総合研究調査」と銘打たれていただけあって、道央と道東にある多くの博物館や資料館を巡った。そのなかでも主要な訪問先は、初日の8月7日に訪ねた民族共生象徴空間ウポポイであり […]
2024年10月30日 / 最終更新日時 : 2024年11月20日 keitokushoin 旅日記 盛夏の北海道アイヌ紀行(四)-アイヌの哀しみに触れて- これまで紹介してきたような歴史があるからこそ、アイヌの人々の間では和人に対する蔑称であるシャモが使われたりもしてきたのであろう。もともとは隣人を意味するシサムがなまった言葉だとも言われているようだが、今日では蔑称として […]
2024年10月24日 / 最終更新日時 : 2024年11月20日 keitokushoin 旅日記 盛夏の北海道アイヌ紀行(三)-アイヌとは誰のことか- ではアイヌという呼称は、アイヌの人々にとってどのようなものとして受け止められてきたのであろうか。そこにはいささか複雑な経緯がある。アイヌという言葉が、長い間の差別と同化の歴史の中で、一時期アイヌの人々の間でも敬遠される […]
2024年10月18日 / 最終更新日時 : 2024年11月20日 keitokushoin 旅日記 盛夏の北海道アイヌ紀行(二)-映画『シサム』を観ながら- こんなふうに北海道の思い出を辿っていて今頃気が付くことは、これまでの私には、先住民族としてのアイヌの人々に対する関心が皆無だったことである。昔一度だけ阿寒湖の畔にあったアイヌコタンを覗いたことがあったが、それとても観光 […]
2024年10月11日 / 最終更新日時 : 2024年11月20日 keitokushoin 旅日記 盛夏の北海道アイヌ紀行(一)-北海道の思い出から- この間溜まっていたあれこれの仕事を片づけて、ようやく表題のテーマに落ち着いて向き合えることになった。何とも幸せな気分である。ここ2、3日急に暑さが和らぎ始め、周りの景色も一気に秋めいてきた。先般の猛暑日続きの残暑が嘘の […]
2024年6月14日 / 最終更新日時 : 2024年9月11日 keitokushoin 旅日記 「早春の台湾感傷紀行」を書き終えて 10回にも渡った「早春の台湾感傷紀行」をようやくにして書き終えたので、しばらくはほっとした気分であった。ブログの文章は毎週綴っているので、10回ともなると2ヶ月を超える連載となる。この間季節も晩春から初夏へと移ろいつつ […]
2024年6月7日 / 最終更新日時 : 2024年8月23日 keitokushoin 旅日記 早春の台湾感傷紀行(完)-「幌馬車の歌」のことなど- 「早春の台湾感傷紀行」もようやく最終回に辿り着いた。書きたいことがあるのなら何回でも書いていいようなものだが、ブログの読者からすれば、やはり10回あたりが限度というものだろう。いい加減飽きてくるからである。それにこの私 […]
2024年5月31日 / 最終更新日時 : 2024年6月3日 keitokushoin 旅日記 早春の台湾感傷紀行(九)-台湾人日本兵・高砂義勇隊・台湾少年工- あれこれと台湾のことについて調べ、思いつくままにブログに文章を綴っていたりすると、ふと記憶の底から浮かび上がってくるものもある。そんな話を書いておこう。日本の植民地であった台湾の戦時下の様相はどんなものだったのだろう。 […]