2022年5月24日 / 最終更新日時 : 2022年7月19日 keitokushoin 旅日記 早春の上州紀行(七)ー碓氷峠にてー 最終日の午前中に碓氷製糸を見学したわれわれ一行は、昼に峠の釜飯を食べた後、横川駅のすぐ隣りに併設された「碓氷峠鉄道文化むら」に向かった。この施設は、横川駅のある安中市によって1999年に建てられたものである。先にも触れ […]
2022年5月17日 / 最終更新日時 : 2022年7月19日 keitokushoin 旅日記 早春の上州紀行(六)ー碓氷製糸を見学してー 調査旅行の最終日には、群馬県内でたった一つの製糸工場となってしまった碓氷製糸を訪問し、その後横川駅にほど近いレストランで、世間によく知られた例の釜飯を食べた。信越線がまだ横川駅と軽井沢駅とを結んでいたころ、横川駅で何度 […]
2022年5月11日 / 最終更新日時 : 2022年7月19日 keitokushoin 旅日記 早春の上州紀行(五)ー「機の音、製糸の煙、桑の海」ー こんなふうに印象記を書き連ねてきてあらためて感じたことであるが、桐生は歴史の面影を色濃く残した町である。しかしながら、その面影は典雅な風情といったものとは違っている。残されているのは近代史の面影だからである。自分自身の […]
2022年5月5日 / 最終更新日時 : 2022年7月19日 keitokushoin 旅日記 早春の上州紀行(四)-「織都」桐生探訪記- 調査旅行の二日目に、JRの両毛線に乗って「織都」(しょくと)とも称される桐生に出掛けた。この電車は、高崎から乗車して前橋、伊勢崎を通過し桐生に着く。ちなみに、両毛線の両毛とは上毛国と下毛国を指している。群馬の高崎と […]
2022年4月28日 / 最終更新日時 : 2022年7月19日 keitokushoin 旅日記 早春の上州紀行(三)-「上毛かるた」考- こんにゃくパークに貼ってあった何枚かの「上毛かるた」のポスターを見ていたら、素朴な絵に興味が沸いた。そこで、売店でこのかるたを購入した。上州名物としてよく知られているのは、先にも触れたように「かかあ天下と空っ風」であり […]
2022年4月21日 / 最終更新日時 : 2022年7月19日 keitokushoin 旅日記 早春の上州紀行(二)-高崎から富岡へ- また上州と言えば、上州名物の「かかあ天下と空っ風」もよく知られた科白である(「か」の付く言葉ということで、「雷」も上州名物とされているようだが…)。ここで言う空っ風とは、冬に赤城山から吹き下ろす風のことで、「赤城おろし […]
2022年4月14日 / 最終更新日時 : 2022年7月19日 keitokushoin 旅日記 早春の上州紀行(一)-「近代化遺産」を訪ねる旅へ- 専修大学の社会科学研究所は毎年度夏と春に調査旅行を企画しており、そこに私がよく顔を出していることは、既にブログでも何回か紹介済みである。そして、出掛けるたびに旅日記や紀行文、見聞録とでも言ったような、そんな類のあまりま […]
2021年7月4日 / 最終更新日時 : 2021年7月9日 keitokushoin 旅日記 仲春の加賀・越前・若狭紀行(十)-琵琶湖疎水から- 「仲春の加賀・越前・若狭紀行」と題したこの連載のブログも、今回が最終回となる。毎回400字5~6枚、長くなっても7~8枚で書こうとすると、どうしても回数が増える。こんなものを真面目に読む人がいるのかどうか知らないが、読 […]
2021年7月1日 / 最終更新日時 : 2021年7月9日 keitokushoin 旅日記 仲春の加賀・越前・若狭紀行(九)-ある句碑のことなど- 旅に出ると、思いもかけぬ発見があったりもする。それもまた旅の面白さだと言えなくもない。橋立の「北前船の里資料館」から刊行されている『引き札の世界-北前船がもたらした華麗なる広告チラシ-』に、富山高岡の伏木で廻船問屋を営 […]
2021年6月28日 / 最終更新日時 : 2021年6月29日 keitokushoin 旅日記 仲春の加賀・越前・若狭紀行(八)-北前船主の館右近家を訪ねて(続)- ここは、右近家12代目の当主が本宅等の管理を旧河野村に委ねたのを機に、建物の公開と同家の廻船経営に関わる資料の展示を目的として、1990年に開館している。その後、2015年には右近家の近くにある中村家住宅が、国の重要文 […]