今回は、イタリアのジュゼッペ・トルナトーレ監督の作品『ニュー・シネマ・パラダイス』を取り上げることにした。彼は、自身2作目この映画で、イタリアのみならず世界に名を知られる存在となったので、世に言う出世作ということになる […]

　「忘れられない小品から」ということで次に紹介するのは、「暮れから正月へ－東電争議の勝利に想う－」と題した一文である。この文章は、1996年に「かながわ総合科学研究所」の『所報』の80号に掲載された。現在では、研究所は「 […]

　映画『スパルタカス』は、ハリウッドを追われたトランボが、事件後はじめて本名を明かすことのできた作品なのだった。 私は彼のことについては何も知らなかったので、あれこれ映画の本をひっぱりだして調べてみたら、赤狩り後は変名で […]

　定年退職後に、これまでの業績らしきものを掻き集めて製本したことは、既にブログでも紹介してある。何故そんなことに熱中したのかと言えば、人生の最終章に進むために、どうしても過去を整理しておきたかったからである。整理したのは […]

　もう一つの小さな文章は、ゴールデンウイーク中に書いたある冊子の序文である。知り合いの山崎さんが長年にわたって書き継いでこられた文章を、この度一冊の冊子に纏めて刊行する運びとなったようで、その序文を書いてくれないかと頼ま […]